シャドウタワーアビス

シャドウタワーアビス

体験版感想
今一番楽しみにしているゲームの体験版ということで、ドキドキしながらスタートボタンを押しましたです。
暗くて雰囲気のあるムービーにうっとり。
ナレーションによると、この主人公(名前はあるのかな?)生け贄にされちゃったみたいです。
で、生きて帰ってきたかったら槍を持って帰れと。
主人公が生け贄っていう設定、ちょっと乱暴かもしれませんが、 以前の影塔やKFも同じような設定に思えるしその設定にはまっている私なので、今回も嬉しくなってしまいましたです。
クリアできれば、王。失敗すれぱ生け贄という極端な状態。
いえ、たとえ「王」となったとしても、あるイミ生け贄状態とかわらないのではないか?と想像させるところが楽しいのです。
今回はどんな結末を迎えるのかな。

ニューゲームを選択するとオープニングムービーが始まります。
久しぶりに「彼」に会って思わずにっこりしてしまった私。
前回は冠だったけど、今回は槍なのね。
同一人物(人じゃないけど)なんでしょうか。
これで続編が次々出て、全ての武具を揃えると最強の装備になったりして。なるわけないか。
最強の装備になったとしても、あんまり身につけたくない感じですが。
ところで、話が前後しますけれど、ニューゲーム等を選択する最初の画面に描かれている男の人。
おへそがやたら光っているのでよく見てみたら。
あれはヘソピ?なんか眼のようにも見えるんですけど。
あんなトコにあんなモンがはまっていたら腹痛に悩まされないのかな。
それはともかく。

この体験版、4種類の違う武器でエリアを探索することができます。
クリア、もしくはゲームオーバーになると次の周回、手持ちの武器が変わるのです。
1回目はナイフと拳銃
2回目はエペ(レイピアみたいな武器)とサブマシンガン
3回目はスタンガンと狙撃銃
4回目は日本刀とグレネードランチャー
というように、だんだん武器がレベルアップしていき、クリアしやすくなっていきます。
なお、1回目の拳銃は、2回目以降では最初に出会う男の傍らに落ちています。
ところで、この男、最初は生きているのですが話しかけるとちよっと喋った後死んでしまいます。
話しかけるのがうざったければ、攻撃すれば簡単に死にます。
話しかけないで攻撃もしないでほったらかしにしておくと、いつまでも生きてるのかな。

で、しみじみ思ったこと。
やっぱり私はヘタレだああああああああっ!
2回目以降は武器のおかげで先に進めるのですが、1回目の武器ではどうしてもクリアできませ〜ん(涙)
とりあえず、即死は免れているのですが、もう瀕死の重傷で、心臓はドックンドックンいってるし、 それに合わせてコントローラーはぶるぶる震えているし。
(手がおかしくなりそうで振動OFFにしてしまいました)
でもって回復薬は底をついているし。
それ以上進めない状態なんだけど進むしかなくて。
次の敵の攻撃でおだぶつ、になってしまうのですう。
ああ、一度でいいから今回のゲームは難易度が下がって手応えがないなんて言ってみたいです。
製品版では、最初からいい武器があるなんてわけないので
(影塔に温情なんてあるわけないし)
ちまちまちまちまがんばるしかないようです。

そういえば、今までの影塔やKFとの最高の変更点。
攻撃が△ではなく右スティックになりましたです。
右スティックを倒す方向で武器の振り方が変わりますです。
最初慣れなかったのですが、なんか面白い〜
でもクリーチャーと対峙すると思うように武器を振れない私なのですが。
あと、銃の撃ち方がわかんなくて悩んだ〜
ちゃんと本誌も読みましょうってば。私。

ところで、今回の影塔はクリーチャーの数は決まっているのかな?
前回の影塔は達成率があったので、何回も通っているとだんだんクリーチャーの数が少なくなっていって寂しかったのですが。
今回も行ったり来たりしてみたらなんか出現するクリーチャーの数が減っていったみたいなんだけど。
どうなんでしょうね。
それと、このマップで視界を遮っている草。
薙ぎ払うことが出来るのですね。
でも、進んだルートを戻ってみると何事もなかったかのようにまた生い茂っています。
なんて成長率なんだ。さすが魔界(違)

今回、グラフィックもすごくきれいです。
きれいというか、雰囲気があるというか。
グラフィックだけでなく、影塔ってBGMがなく、音といえば自分の足音かクリーチャーの発する音くらいしかしないのですが、 アビスもBGMがなくていい感じです。
体験版、うっそうとした森のマップなのですが、たまに鳥の鳴き声らしきものが聞こえてきたりして生き物の気配を感じることができます。
ところどころ日が射し込んでいるところがあってとてもきれいです。
そこに小さな虫が集まっていたりして。
水たまりには小魚もいるし、そういえばスタート付近の壁にはトカゲもいましたっけ。
これらは攻撃できないのかな。
小魚に向かって剣を振るってみましたが手応えなくって。
それにしても動くものにはとりあえず攻撃って。
自分がこわい〜
こう書くと、なんか穏やかな森みたいですが、暗くて視界はきかないし、ごろごろ死体は転がっているし、 とってもどろどろした雰囲気なんですけどね。
でも、生き物の気配がするだけマシかなあ。
前回の影塔でも、上層は人の気配がありましたが
(たとえそれが死体であったとしても)
下に行くに従って死体さえない、というか、完璧に人の世のモノではない空間になっていきましたので。
今回もそんな感じなのかな。

さて。
今までもさんざん試しているクリーチャーの行動範囲を調べてみることにしました。
こちらにおびき寄せつつ後退してみます。
結構ついてきます。
スタート地点に至る階段まで上ってくるよう。ひええ〜
しかもしかも、KF4の敵なんかは行動範囲ギリギリまで来ると、その場でくるくる回ってくれたりしてスキがとってもあったのですが、 こいつ、また戻っていったりして、行動が読めません。侮れないですう。
まあ、トリッキーな動きをするクリーチャーみたいなのでこんな風なのかもしれませんが。
他のクリーチャーはどんなんだろう。ドキドキ。

体験版ではクリーチャーは4種類しか出てきません。
同じ系統のクリーチャーのアカンボ、少年、青年、オヤジって感じ?
このゲーム、クリーチャーに部位の設定がされていて、こちらの武器の当たり所によって腕が吹き飛んだり、 上手くいくとアタマを吹っ飛ばすことが出来て一撃で倒せたり、攻撃の上手い人ならいろいろ楽しめることと思いますです。
(でも、青年はアタマふっとばされても起きあがってきましたけど。怖いよ〜)
私の場合はとにかく振り回すか撃ちまくるかだけで、アタマに当たればラッキーという感じなので、全然この設定を生かせていませんが。
攻撃が当たれば血しぶきが飛び散り、すごいときにはこっちにも降りかかってくるという赤△仕様になってますので、 そういうのが苦手な人はダメダメでしょうね。
ところで、このゲーム「本能喚起RPG」とうたわれていて、どこが本能を喚起するのじゃ?
殺戮魔になってしまうとか?などと考えていましたが、やってみてよくわかりましたです。
クリーチャーをバシバシやっつけて血しぶきでドロドロになってるハズなのに。
あたりには自分と同じ生け贄の為に送り込まれたらしい人々の死体がゴロゴロしているのに。
「アイテムはどこじゃ〜もっといいアイテムはないのか〜」と探し回る主人公。
まさに物欲大全開です。
自分の本性がよくわかりましたですよん。はい。

電撃PS2の本誌を読んでみますと、他にもいろいろいやらしい敵やいやらしいマップがあるみたいなので、 またクリアには1年くらいかかるんだろうなあ。
まったりじっくり進めてみたいと思ってますです。

製品版の発売が楽しみです。