先日「読み聞かせ・おはなしボランティア養成講座」を聞きに行ったとき、ブックトークの例としてカエルくんが出てくる絵本をいっぱい紹介してもらいました。
夏真っ盛りで田んぼにいるカエルくんたちも元気に鳴いています。
こんな季節にぴったりだなあと思い、ここで紹介させてもらいます。
かえるがみえる
まつおか きょうこ 著/馬場 のぼる 絵
こぐま社
ISBN: 4772100407 ; (1975/01)
紹介だけでなく実際に読み聞かせをしていただきました。
「かえるがかえる(帰る)」「かえるがかえる(孵る)」などの同音異義語の言葉遊びがいっぱい詰まっています。
言葉に添った絵もユーモラスで楽しい絵本でした。
ずらーりカエル ならべてみると…
高岡 昌江 著/松橋 利光 写真
アリス館 ; ISBN: 4752002078 ; (2002/05)
数ページを紹介してもらっただけですが。
カエルの前足だけ、後ろ足だけがずらっと並んだページは壮観でした。
カエル好きのムスコ(小2)が見たらとっても喜びそうな内容です。
ちゃんと手にとって全てのページを見てみたいと思っています。
オタマジャクシの尾はどこへきえた
山本 かずとし 著/畑中 富美子 絵
大日本図書 ; ISBN: 4477007981 ; (1997/03)
科学絵本です。
オタマジャクシのしっぽがカエルになるとどのようにして消えてしまうのかが解りやすく書かれているそうです。
正解は本を読んでのお楽しみだそうですが、人間にも分泌されるあるホルモンの働きによってしっぽは消えてしまうのだそうです。
カエルくんにも人間と同じホルモンが分泌されていると思うと何か不思議な気がします。
かえるの平家ものがたり
日野 十成 著/斎藤 隆夫 絵
福音館書店
ISBN: 4834018547 ; 版 (2002/11)
源氏がえると平家ねこの物語だそうです。
細部まで描き込まれた絵で、何回読んでも新しい発見がありそうです。
アマガエルとくらす
山内 祥子 著/片山 健 絵
福音館書店
ISBN: 483401908X ; (2003/03)
著者の方はカエルくんを何と10年も飼育したのだそうです。
そのカエルくんとの日々がつづられているのがこの絵本だそうです。
それにしてもカエルくんって意外と長生きなんですね。
ふたりはいつも
アーノルド・ローベル 作/三木 卓 訳
文化出版局
ISBN: 4579400801 ; (1977/01)
表紙を見せていただいたときは「古風なイラストの絵本だな」と思っただけだったのですが。
お話を伺っているうちに「がまくんとかえるくん」の続編だとわかって。
「がまくんとかえるくん」のお話、何年か前に子供たちが通っている小学校の発表会で子供たちが劇として演じていたのです。
ウチの子供たちの学年ではなかったので詳細はよく覚えていないのですが、おてがみを待っている2人のやりとりが切なくて印象に残っていたのです。
題名を見ただけで、あの2人は今でも友達でいるんだなと思ったらとっても嬉しくなってしまいました。
「がまくんとかえるくん」も含めて一度はちゃんと読んでみたい物語です。
ガマ田先生にまかせなさい
富安 陽子 著/小笠原 まき 絵
学習研究社
ISBN: 4052009401 ; (1997/09)
このガマ田先生、お医者様なんだそうです。
ちょっとクセのありそうなガマ田先生、どんな治療をしてくれるのでしょうか。
火よう日のごちそうはひきがえる
ラッセル・E・エリクソン 作/佐藤 凉子 訳
評論社
ISBN: 4566022528 ; (1988/07)
ミミズクに捕まってしまったカエルくんのお話。
先日子供たちと夏休みに借りる本を探しに行ったときにこの本を見つけたので後日読んでから改めて感想を書きたいと思っています。
この衝撃的なタイトルだけで子供たちは、わ〜わ〜きゃ〜きゃ〜言って引きつけられてたみたいです。
かようびのよる
デヴィッド ウィーズナー 著/当麻 ゆか 訳
徳間書店
ISBN: 4198611912 ; (2000/05)
この本も読み聞かせしていただきました。
読み聞かせというか、文章はほとんどないのですが。
いや、文章は全くないっていってもいいかな。
とにかく不思議な雰囲気の絵に引き込まれてしまいます。
すごくシュールな絵なのですが、シュールなだけに笑えます。
手にとってゆっくり味わってみたい絵本です。
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