サラダでげんき
サラダでげんき
角野 栄子 作/長 新太 絵
福音館書店 (2005/03)
ISBN: 4-8340-2081-9
今から書く内容をその場にいた人が読んだら、私が誰だか確実にばれてしまうので、ドキドキしているのですが。
あまりにも感動してしまったので思い切って書いてしまいます。
(って、こんなトコに来るわけないよね。自意識過剰な私)
今日は子供達が通っている小学校の読み聞かせボランティアの集まりの日でした。
去年からこの活動に参加させていただいている私。
子供達の前で絵本を読む勇気がないので、補助としての参加です。
今年度初の活動ということで、図書館の司書の方をお招きして、読み聞かせに関するあれこれを語っていただく機会がありました。
そのとき司書の方が持参していらしたのが、この本。「サラダでげんき」でした。
この物語にはとても思い入れがあるのです。
といっても、この物語を絵本の形で見るのは今回が初めてでした。
私がこの物語に出会ったのは長女の国語の教科書の中だったのです。
長女の愛称と、この物語の主人公の愛称が一緒だったということで、この物語は私の中で特別なものとなりました。
内容もすごく楽しくて。
病気のおかあさんのためになにかしてあげようと思った女の子。
彼女はサラダを作ってあげることにしたのです。
そして、女の子がサラダを作っていると、次々と動物たちが「これを入れるといいよ」とアドバイスをしていって。
その過程がとても楽しいのです。
当時この物語の音読の宿題が出ていたときは、親子共々とても楽しい時を過ごすことができていました。
おかげで、当時の国語の教科書を処分することができず。
今でも大切にとってあるのでした。
そんな物語がちゃんとした絵本になっているなんて今の今まで全く考えたこともなかった私。
絵本が入手できるなら欲しいと思い、出版社名等を訊くために会の後、司書の方におたずねしたのです。
そのときにこの物語に対する自分の思い入れなどを聞いていただいたりして。
実際に手にとって見せていただくと、やはり教科書のほとんど文章が主体の構成と、本当の絵本では感じ方が違います。
絵本はいいなあとパラパラめくってみている私に司書の方から残念なお知らせが。
この本、いまでは入手が困難なんですよ。
図書館にも入っていない私の私物なんです、と。
そうなんですか、とがっかりした私。
でもそれならそれで仕方ありません。
「じゃあ、今までとってあった教科書、なおさら捨てられませんね」なんて言ってあきらめました。
そしたら。
「よろしかったらお貸ししましょうか?本は図書館の方に返しにきてくださったらいいから」
と考えもしなかったお言葉が。
もうびっくりしてしまいました。
ウチにはまだまだ小さな怪獣がいてそんな大切な本をお借りするわけにはいかない、と一度辞退したのですが。
それでも「いいですよ」と言ってくださって。
ありがたくお借りしてきてしまいました。
家でゆっくり読んでみると。
やはり、教科書とは感じが違います。もともと絵本として作られた物語ですから、絵本の方が趣向も凝らしてあって本当に何回も大切に読ませていただきました。
子供達が帰ってきてから「こんな本借りてきたんだよ~」と言ってみると。
「知ってる知ってる~」と長女と次女。
長女の音読を次女も聞いていたので、次女にとっても思い入れのある物語だったようです。
この物語を知らない下の2人も一緒に、さっそく読み聞かせをしてみました。
今では中学生の長女は「え~読み聞かせなの~?」などと恥ずかしそうではありましたが、一緒に楽しそうに聞いていました。
そういえば、ここ何年も子供達をみんな集めて読み聞かせをしたことなんてなかった私。
久々にみんなでひとつの物語を共有する時間を過ごすことができたのでした。
忙しい、忙しいと言ってばかりいないで、できるだけ絵本を読もうかなと思った私。
子供達の為というより自分のためなんですけどね。
この本に出会わせてくださった司書の方に本当に感謝します。
ありがとうございました。
追伸。
入手困難だと聞かされたのですが、あきらめが悪かった私。
ネットで検索してみたら。
アマゾンで売ってるじゃないですか~
お借りした絵本は1992年に特製版として発行されたもののようですが、2005年に「こどものとも傑作集」としてまた発行されたようなのです。
(2005年ってついこの間じゃん!)
速攻で購入ボタンを押してしまいましたです。
この本だけだと送料無料にならないので(せこい)もう一冊、やはり長女の国語の教科書に載っていて娘の音読聞きながら思わず泣きそうになったという本を一緒に注文してみました。
この本については、届いたらまた感想を書いてみたいと思っています。
去年からこの活動に参加させていただいている私。
子供達の前で絵本を読む勇気がないので、補助としての参加です。
今年度初の活動ということで、図書館の司書の方をお招きして、読み聞かせに関するあれこれを語っていただく機会がありました。
そのとき司書の方が持参していらしたのが、この本。「サラダでげんき」でした。
この物語にはとても思い入れがあるのです。
といっても、この物語を絵本の形で見るのは今回が初めてでした。
私がこの物語に出会ったのは長女の国語の教科書の中だったのです。
長女の愛称と、この物語の主人公の愛称が一緒だったということで、この物語は私の中で特別なものとなりました。
内容もすごく楽しくて。
病気のおかあさんのためになにかしてあげようと思った女の子。
彼女はサラダを作ってあげることにしたのです。
そして、女の子がサラダを作っていると、次々と動物たちが「これを入れるといいよ」とアドバイスをしていって。
その過程がとても楽しいのです。
当時この物語の音読の宿題が出ていたときは、親子共々とても楽しい時を過ごすことができていました。
おかげで、当時の国語の教科書を処分することができず。
今でも大切にとってあるのでした。
そんな物語がちゃんとした絵本になっているなんて今の今まで全く考えたこともなかった私。
絵本が入手できるなら欲しいと思い、出版社名等を訊くために会の後、司書の方におたずねしたのです。
そのときにこの物語に対する自分の思い入れなどを聞いていただいたりして。
実際に手にとって見せていただくと、やはり教科書のほとんど文章が主体の構成と、本当の絵本では感じ方が違います。
絵本はいいなあとパラパラめくってみている私に司書の方から残念なお知らせが。
この本、いまでは入手が困難なんですよ。
図書館にも入っていない私の私物なんです、と。
そうなんですか、とがっかりした私。
でもそれならそれで仕方ありません。
「じゃあ、今までとってあった教科書、なおさら捨てられませんね」なんて言ってあきらめました。
そしたら。
「よろしかったらお貸ししましょうか?本は図書館の方に返しにきてくださったらいいから」
と考えもしなかったお言葉が。
もうびっくりしてしまいました。
ウチにはまだまだ小さな怪獣がいてそんな大切な本をお借りするわけにはいかない、と一度辞退したのですが。
それでも「いいですよ」と言ってくださって。
ありがたくお借りしてきてしまいました。
家でゆっくり読んでみると。
やはり、教科書とは感じが違います。もともと絵本として作られた物語ですから、絵本の方が趣向も凝らしてあって本当に何回も大切に読ませていただきました。
子供達が帰ってきてから「こんな本借りてきたんだよ~」と言ってみると。
「知ってる知ってる~」と長女と次女。
長女の音読を次女も聞いていたので、次女にとっても思い入れのある物語だったようです。
この物語を知らない下の2人も一緒に、さっそく読み聞かせをしてみました。
今では中学生の長女は「え~読み聞かせなの~?」などと恥ずかしそうではありましたが、一緒に楽しそうに聞いていました。
そういえば、ここ何年も子供達をみんな集めて読み聞かせをしたことなんてなかった私。
久々にみんなでひとつの物語を共有する時間を過ごすことができたのでした。
忙しい、忙しいと言ってばかりいないで、できるだけ絵本を読もうかなと思った私。
子供達の為というより自分のためなんですけどね。
この本に出会わせてくださった司書の方に本当に感謝します。
ありがとうございました。
追伸。
入手困難だと聞かされたのですが、あきらめが悪かった私。
ネットで検索してみたら。
アマゾンで売ってるじゃないですか~
お借りした絵本は1992年に特製版として発行されたもののようですが、2005年に「こどものとも傑作集」としてまた発行されたようなのです。
(2005年ってついこの間じゃん!)
速攻で購入ボタンを押してしまいましたです。
この本だけだと送料無料にならないので(せこい)もう一冊、やはり長女の国語の教科書に載っていて娘の音読聞きながら思わず泣きそうになったという本を一緒に注文してみました。
この本については、届いたらまた感想を書いてみたいと思っています。
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