青空のむこう
アレックス シアラー 著/金原 瑞人 訳
求龍堂
ISBN: 4763002112 ; (2002/05)
先日紹介した「木かげの家の小人たち」と一緒に購入したのがこの本。
初めて知ったのは
その女、腐女子につき・・・さんの
青空のむこう/アレックス シアラー
もう紹介文読んだだけでじんわり泣けてきちゃって、いつか読みたいと思いながらいて。
前にも書いたように本を読まないムスメが友人から借りた本で泣けた!あの本はいい!と絶賛していたので。
そうか、泣ける本なら読むのか、と思い購入してみたのです。
いい本でした。
すごく淡々と物語りが進んでいくのですが、それがじんわり心に染みこんでいくというか。
心残りのある死者は「死者の国」に留まるけれど、心残りのなくなった死者は「彼方の青い世界」に旅立つというのがなんかいいなと思いましたです。
自分が読んでから「この本は泣けるから。絶対泣けるよ〜」とムスメに渡して。
なんかうさんくさそうに受け取ったムスメでしたが、ボロ泣きしていましたよ。
しかも!あれだけ感動した感動したと言っていた「木かげの家の小人たち」を読むのに何と4ヶ月!かかったそうなんですが、この本はわずか半日で読み切ってしまっていましたよ。
ああ、ムスメが本を読めるようになったよ〜と別のイミで感動して泣いている私。
それからは、前なら私が読んでいる本を見ても「そんな本面白いの〜?」とあざけったような態度だったムスメが。
「その本どんな話?面白いの?」と訊いてくるようになりましたです。
本を読むようになるにもきっかけが必要ってことなんですね。
きっかけを与えてくれたこの本には感謝感謝です。
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